平和祈念コンサート
2006年8月13日(日) らすとボーイズと仲間たち4in松戸
らすとボーイズの仲間と4回目の大きなステージでした。8月6日らすとボーイズのリードボーカルの和島さんとランニング仲間で第4回利根川平和祈念マラソン&ウォーク大会を開催して1週間後のコンサートでした。最初のご挨拶で「コンサート」の所を「マラソン大会」などと間違えてしまいハラハラのスタートとなりました。場所を亀有のリリオホールから松戸市民劇場に。ときはお盆真っ最中の13日。とにかく一人でも集まってくれればありがたいと思いました。御案内も10日前に一部の知人友人にお送りしただけでした。教え子に大量に送りたかったけれども今回は諦めました。 にもかかわらず多くの人がきてくれました。あの2001年の第1回の大雪のコンサートにきてくれた教え子もいました。同じ職場だった仲間が父親と親戚の子供を連れてきてくれました。田村さん主宰の「座スーパマーケット」の集まりで歌わせてもらい,その時に私たちのコンサートを知り参加してくれた人もいました。 本日15日終戦記念日で小泉首相が靖国神社参拝が大きなニュースになっています。何故あんなことを責任ある日本の首相がしてしまうのか,そして何故それがこんなに大きな問題なのかを冷静に一人一人が考えなければならないと思います。私は私なりの学習から小泉首相の言い分はとんでもないことだと思います。そういうことも含めて勉強し考えましょう。今日も大きなボリュームでがなり立てる宣伝車にすれ違いました。なにかおかしなことにならなければという不安を感じます。 そんな今の日本の中の平和祈念コンサートでした。 平和を口にすることが唇寒しくならないように,日本国民の塗炭の苦しみを経ての日本国憲法をそして憲法9条を口にすることが白い目で見られるような雰囲気が日本の国をおおってくるような気がして,私なりの思いを音楽を通じて表現したいと思いました。平和があっての音楽。それを祈念するコンサートと考えました。皆それぞれ接近の仕方は違ってもいろいろな考えを乗り越えて平和をもとめる共通の願いをたかめる一つのキッカケになれば幸いです。 2006年8月15日(火) |
2001年1月27日亀有リリオホールで第1回らすとボーイズと仲間たちコンサートが開催された。大雪にもかかわらず200人以上の人が集まってくれました。 今回は数こそそれには及ばなかったがこの間の私たちの様々な活動を反映して広がりを感じる多彩な人達がきてくれました。 今回はスタッフは基本的に出演者である私たちがやることにしました。これは画期的なことでした。スタッフカードを首から提げてお客さんを迎えました。 |
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オープニングは「負けないで」の手話コーラスでスタート。ちび鳩コーラスの仲間たちの明るく表現豊かな手話に会場は見入っていました。 | |
ちび鳩の仲間の一人, 私の相棒とっしーさん。とにかく気合いが入っていました。思えば第2回まではスタッフに徹して支えてくれました。今や前面に躍り出て手話を始めるや手話と音楽をつなげての手話コーラスに夢中に,そして大変の努力を重ねて私の前で時々見せてくれるようになりました。それがこのコンサートでこれだけの仲間と舞台で素晴らしい演目としてコンサートを盛り上げてくれるとは驚きました。感心しました。 とっしーさんありがとう御座いました。 ちび鳩の皆さんお一人お一人にありがとう御座いました。 |
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@「翼を下さい」 北柏ボランテイアライブで手話を披露してすっかり私たちとの共演者になったスプートニクさん。今回も新たな歌に挑戦。 手話も翻訳と同じでその演じる人による解釈で変わってくるように思います。「生きて生きて生きて」の手話。素晴らしいものになりました。 |
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Aケサラ(CHE SARA) 「平和と自由,求めて生きていけばいいのさ」 Bわらぶきの屋根 電気釜のない時代の日本の平和な田舎 を表す詩を高石ともやさんがカーターファミリーの曲にのせてくれました。 Cさきちゃん 重たい悲しい曲だけれど今回このコンサートで歌わなければと思いました。戦争の悲惨さは強調しすぎることはない。 憲法9条もここで敢えて紹介しました。 D青い空は 第2の原爆許すまじの曲として広く歌われている |
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Eあゆめ オリジナル曲。すべての人と共に生きる生き物に名前を付けました「あゆめ」 「戦争のとき上野動物園で3頭の像がやせ細って死んだ頃,東京から犬の姿も消えた。戦時下の飼い主達は「お国のため」に愛犬を差し出すよう強いられた。敵に体当たりさせて「立派」な忠犬にするためだという...」こんな記事を本日8/15付けの新聞で読んだ。あゆめには平和を願う思いも込めて歌いました。 |
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F小さな花 とっしーさんのオリジナル曲。友人の佐藤さん作詞。やはり可憐に道ばたに咲く( いきる)植物をおもいやる人の優しさを歌った曲。ハーモニカを交えての演奏。 Gおはようの朝 1976年「高原へいらっしゃい」テレビドラマの主題歌 Hしあわせになろうよ 長渕剛の曲 みんなが幸せになることを願っての歌でした。 |
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一部 「りょう&とっしー」 の最後は 「生きて生きて生きて」 これも「手話語」に翻訳しての手話コーラスを入れて盛り上げて頂きました。 |
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ちび鳩コーラスの皆さんそしてスプートニクさんの出演により,手話による表現が声だけでは表せないものを体全体,顔の表情などで表現してくれると言うことを知りました。 | |
いよいよ第二部はらすとボーイズの登場 らすとボーイズは1991年に結成されて精力的に音楽活動を続けている。 1997年にファーストアルバム「少年の夢」2003年1月セカンドアルバム「再生」をリリース。確実にファンを広げている。 ◎リーダ− 落合邦章さん(ドラム) 中学・高校・社会人とトランペットを吹いていた。音楽経験が豊か。 和島さんとは大学時代からの仲間で その会話の「間」が何とも絶妙 ◎和島直樹さん(ボーカル・ギター) 中学生からギターをはじめバンドを組んでドラムスで参加。 高校大学とバンド活動を続け音楽経験豊か。 30歳を契機に始めた手賀沼マラソンに現在まで連続参加。 菊池もその熱心なお誘いで 素晴らしいランニングに目覚める。 今や「利根川楽走会」をともに運営する 走る仲間でもある。 ◎黒田栄治さん(ギター) 中学・高校から数々のバンドで活躍。 本格的なギター演奏で 若者を惹きつけファンも多い 今回も投げられたピックを大事そうに 拾う中学生がいた。 音へのこだわりはプロ並み。 今回はトークでも強烈な印象を残した。 かっばえびせんのお話しの続きもある。 ◎入沢誠一さん(ベース) 楽器が人を表すようにまさに ベースのようなお人柄。 そして誰よりもファンが多い。 ベースの音のように目立たないけれど しっかりとバンドを支え目立っている 誰も信じないが らすとボーイズで一番の年長者 若い! 今回の演奏曲 1.ネビータ 2.ハピネス(手話入り) 3.夏のかけら 4.戦火をSHOWに出来る国 5.アナログ 6.いとしのエリー(サザン) 7.月と六ペンス思い出す 8.SORRY SORRY 9.再生 10.ときめき 11.束縛からの解放 |
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エンディングは「らすとボーイズ」の演奏で 「戦争を知らない子供たち」 |
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今回も失敗があったけれどもなんとか楽譜無しでやれた。沖縄で購入したアロハシャツを着て少し恥ずかしかったけれど服を着替えると気分が高揚するのがおもしろい。そして今回の会場は収容能力300のホールでしかも私たちの演奏のとき客席も少し明るくしてもらい,聴いている人の顔を見ながら歌えたのが有り難かった。 | |
最後はとっしーさんとちび鳩の仲間たちが手話コーラスで,決めてくれました。 24時間テレビで武道館での出演も決まりコンサートが終わってもハードな練習を重ねています。この手話コーラスへの印象が強く残るコンサートになりました。 ありがとう御座いました。 |