ドイツ(ベルリンマラソン)一人旅
 

2014年(平成26年)9月18日(木)~2014年(平成26年)10月2日(木)
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 旅を終えて
・妻が「もう一度ヨーロッパにいきたい。」と言っていた。その訳がわかった。今回は短期間のベルリン,ミュンヘンだったけれども,絵を描きたい人にとって魅力的な自然・建物がそこらにある。もっと長期で滞在したい。
・食べ物事情:今回日本食,食材が手に入らず毎日食べるものに苦労した。外食で注文しても量が多く,味はくどい。どうしても日本で食べるものに近いものサンドイッチとか見ても日本でのあのあっさりしたものでない。チーズが豊富だけれど日本ではほとんど食べないから手が出ない
・この記録がないと皆忘れてしまうだろうなぁ。忘れてもいいんだけれど,旅を振り返ることができるのは楽しい。

・宿泊の仕方:今回狭い部屋に二段式ベット4つ,8人で休んだ。若者が多く行動パターンはそれぞれでお互いに交流するというゆとりがない感じだった。一人一人が部屋のカギを持ち,自動ロックで時々カギを持って行くのを忘れ中から開けてもらうことは日常茶飯事。お互い様ということだった。幸いこんな環境でもよく眠れた。早く起きてランニングなど皆と行動パターンが違うからシャワーの時間もずれるし好都合だった。やはりいつも回りに気を配らなければならないことがきつい。
 たまたま1ヶ月近くヨーロッパを一人旅している女性と情報交換の中で「ユースには当たり外れがある。」「空いている家を借りるという宿泊の仕方がある。」という言葉は参考になる。まさに寒いときに暖かいシャワーが出なかったり,Wifiが通じなかったり今回も一時的にあった。そしてツアーに合流してからは二人部屋。返ってこちらの方が気を使うが,ただ指示通りに乗っかって行けば良いからエネルギーは少なくてすむ。総合的にハワイでのコンドミニアム式の宿泊の仕方が長期滞在には一番だと思うがお金がかかる。これからの旅のため今回の経験は貴重だ。

・マラソン大会と滞在を組み合わせたことは充実感あり。

・荷物についてもまだまだ工夫の余地があり,より快適さを求めて工夫していこう。

全身の機能をフル回転しなければ一人での海外旅行はできない。今回も危ないトラブルに接したけれど幸運と回りに助けられて無事帰国できたことがうれしい。(10/3)    2018/08/07再読
10月3日(金)
・旅行とは関係ないようだけれど,この研修に参加するためにベルリンマラソンを走った後,ドイツ長期滞在の予定を大幅に変更した。このことは覚えておこう。
・国立科学博物館 基礎研修2(13:30~16:30)に参加できた。疲れていたので結構ハードだったが積極的に発言できた。 
10月2日(木) 帰国 
・優しい弟が迎えにきてくれた。
・取手上空を飛んでいる。いつも自宅の2階窓から遠く飛行機が飛んでいるのを何度も目撃する。新潟上空から羽田を目指す航路になっているのか。
・ただ今機上です。これも初体験。結構座席はびっちりなのに私の隣は空席,途中乗車はない(笑)のでゆとり。上に収納したバッグからパソコンを取り出し書いています。機内食(夕食)が出て一息。久しぶりの日本食,ソバがよかった。フライト情報によると目的地羽田まで8時間18分,日本は午前2時5分。この飛行機はジャンボなみ。4つのジェットエンジン。シートは8列で両側2列,中4列。驚いたのはトイレ,階段を下りた所に5個,これは助かる。トイレも広く顔も洗えそうだ。それに最新の視聴覚機器で快適。今音楽を聴きながら飛行情報を見ている。飛行情報もリアルでグーグルアースの画像なのか今飛んでいる場所が自然の地形とともに見ることができる。ハリーぼったの映画も見始めたが途中で止めてこの飛行情報がおもしろい。パイロットの操縦席からのシミュレーションなど最高。
・そういえばミュンヘン空港はトルコからマルタにいく乗り継ぎで雪で飛行機の車輪が空回り,飛び立てずに飛行機が飛び立つまでウロウロしたことがある空港だった。
・お土産を買う前に搭乗口を確認26番ok。その近くの土産物屋で買うここで残った€をすべて使いカードと合わせて支払う。これでスッキリ。少し食べて搭乗口へ。14:55搭乗開始とあるから26搭乗口に行っても誰もいない。搭乗口が変更になったのかと再度チケットを見るとH26とある。何だここはG26だ!慌てた,即H26方向に移動大分距離がある。そうしたら出国管理口に導かれた。「
ああそうだった!G26はユーロ圏,国内線だったのか!」出国手続きがすっかり抜けていた。それでもまだ搭乗しておらず,少しでも快適なフライトということで洗面所で脂ぎった顔を洗い,髭まで剃って悠々と搭乗口へ。また飛行場で学習しました。
・搭乗までが冷や汗ものでした。フライトは15時36分でゆとりでエアーポートバス(10.5€)でミュンヘン中央駅10時15分発で11時前にはミュンヘン空港到着。即チェックインしてゆとりの時間を過ごすつもりでいました。ところがJAPAN AIR LINEのカウンターを探すけど見つからない。ルフトハンザのカウンターがズラリ。インフォメーションで聞くと「下に行け」という,下に行ったけれど見つからない。係員に聞くと「上に行け」という。何もわかってないんじゃないの。少し腹立たしく,もっと会話力があればと悔しい。今度はルフトハンザのカウンターで年配の女性に聞くとeチケットをよく見てくれて「
OPERATED BY LUFTHANSA」の記述を見つけ,「ここでチェックインOK!」といってくれた。全日空のカウンターはないが提携のルフトハンザが面倒みるということらしい。チェックインカウンターには黒人に近い女性係員,何とか通じたがギターの取り扱いで困った!係員もわからず上司に電話か,「少し待ってね。」と何やら相談している。「お金がかかる」と言っている。それは覚悟しているけどそれは困ったとジェスチャーで表現。彼女が何とか電話している。ニコリと「フリーでOK]助かった。これで関門通過。
10月1日(水)ミュンヘン発 
・ワーイ!帰国の日だ!これから再び一人旅。ドイツ博物館を見学する予定も外は雨だし中止。1日ぐらいゆっくり過ごす日もあっていい。早めに空港にいくようにする。
9月30日(火)
・帰国の準備に入る,日本が恋しい。ラーメン食べたい。
・11€で床屋へ 速い速い10分くらいカットだけ
・オクトーバーフェスト(ビール祭りへ) 

アルバム2014.09.30オクトーバーフェスタ
9月29日(月)ミュンヘンへ  Hotel Germania
・マリエン広場でライブツアーの仲間が盛り上げてくれた。とにかくチャンスがあれば歌うつもりでギターは携帯しているがこんな場で歌えるとは!
・世界最大のビアホール(ホーフブロイハウス)・1リットル大ビールジョッキ
・フランクフルトに次ぐ第2の都市ミュンヘン
9月28日(日)第41回ベルリンマラソン参加 
・ベルリン【時事】ベルリン・マラソンは28日、ベルリンで行われ、男子の
デニス・キメット(ケニア)が2時間2分57秒の世界新で優勝した。ウィルソン・キプサング(ケニア)が昨年のこの大会で出した2時間3分23秒を26秒更新し、史上初めて2時間2分台に突入した 。
(自分が走ったベルリンマラソンの動画をリンク,懐かしい!ここを走っていたのだ。 
2018/08/09
・無事完走 
3時間53分26秒
・宿を出るまでのドタバタ 不正出走を防ぐ処置

アルバム2014.09.28ベルリンマラソン
9月27日(土) 
・チップがない!
・ベルリンマラソンエキスポ
・間一髪の事件スリに出会う。まさかのできごとだ。スマホに気をとられていた。満員の電車にツアー仲間と乗車したときのことだ。下車してからツアー仲間の女性が気がつきその男を取り囲むようにしたらなんと私の財布を投げ捨て逃げていった。自分のウエストポーチが全部開かれていた。何ということだ。隙だらけの自分にあきれた。そして気がついてくれた女性に感謝。現金,カードなど旅に必要なものが入っていた。
・久しぶりの再会のランナー仲間と午前まで飲みました。飛行機でもう相当飲んでホテルに9時過ぎ到着 

アルバム2914.09.27ベルリンマラソン受付学習
9月26日(金)Econtel Berlinへ移動,ツアー参加者と合流
・午後9時過ぎやっと一団と合流。一人の荷物がなかなか出て来なかったという。雨も振り出した。皆さん元気。もうすでにビールを大分飲んでいた。
・荷物は預かってもらい観光,Econtelには地下鉄で行くことにしよう。
・今日はいよいよツアーに合流。コムラッズマラソンで知り合った若いランナーと私よりかなり年上のランナーと久しぶりの再会になる。コムラッズ10回完走のランナーでありツアーコンダクターのシンチャンとも会うのが楽しみだ。世界中を走っているのにベルリンマラソンは初めてだという。  
・後ろから「sir!」とスタッフの男性が声をかけてくる。「お湯が出るよ。」女性客からさんざん苦情を言われていたスタッフだ。きっとうれしかったのだろう。残念ながらもうシャワーを使うことないが「Thank you!」その気持ちがうれしい。
・ホステルルームナンバー205ともお別れだ。常に宿泊者が変わる。気がつくと二人の女性も入っていた。ここでくつろぐというより荷物を置いて眠るだけと考えればよい。ただいつもベットに横たわりスマホの画面を見つめている若者が気になる。目を合わすと笑顔を返してくれるのだが。
・5時過ぎ起床目覚めがスッキリ。睡眠を妨害されることもなくそれなりに常識をわきまえた旅人どうし大事なところはわかっている。鼾も静か,自分も鼾はしていないと思うけれど。

アルバム2014.09.26フンボルト自然博物館
9月25日(木)観光
・CHECK IN HOSTELの夜も最後になる。予定通りシャワーに入るつもりでシャワー室へ。念のためにお湯が出るか確かめるが,どのシャワーも出てこない。「あーあ。」今日は走っていないからそんなに汗になっていない。顔洗うことで我慢しよう。フロントには新しい客が溢れている。明日チェックアウトだ。 
・突然バイオリンを持った中年の乗客が乗り込んできた。腹が出ていて溢れるようなリュックを背負っている。なにやら手元を調整してバイオリンを奏で始めた。しかもリュックからパーカッションの音が響く。たまたま居合わせた青年たちがどんな反応するかも興味深かった。しかし少々疲れていた自分には何とも快い音がしみこむように聞こえた。これは終わったら少し渡そうと財布に手をやる。終わると紙コップを手にした,私はそれに2€硬貨を入れる。青年たちも当たり前のように入れている。そして2曲目が終わると車両のほとんどの人が拍手。無表情だった女性もニコリとお金を入れていた。逃げ場のない押しかけの音はときには騒音として聞こえる。でもそのバイオリン奏者の落ち着いた自信に溢れる態度とリズムも入れた演奏はさすがだと思った。
・地下鉄が快適だ,日本の地下鉄より狭く向かいの座席がすぐそば。皆男性も女性も体が大きいから,グッと近くにいるようで迫力あり。皆立派な顔している,私などはきっとのっぺりした顔に見えるだろうな。
・今日の観光はホステルの近くにある「壁」の博物館。
重たいテーマの博物館だけれど,じっくり見ることができた。私が生まれた,1949年から始まるCOLD WARの記述,自分の生まれた時代からベルリンの壁そしてその崩壊があったのだ。たくさんの写真,激動の真っ直中にいた人達はもういない。この人達の犠牲で今のこのベルリンの平和もある。日本語の記述がなくてだいたいの理解で進むしかないのが残念。ただ入り口は小さいけれど奥が深く,現代の人達に平和の尊さを伝えたいというメッセージを全体で感じることができた。もっと勉強して再度訪れたい所だ。
・このホステルはあまり考えずに安いので予約したけれど,観光スポットが多く,ブランデンブルグ門にも近い。
・落ち葉が道に溢れるようにある。コース上は作業員が清掃作業を始めていた。
・今日もマラソンコースにこだわり,一番遠いコース近くの地下鉄駅を目指して行動開始。バスを乗り継いで行くことにした。地下鉄U6に乗り,バス282に乗り換えるとこれが2階建ての観光バスのようだ。狭い道にも入り地元のバスだけれど,ほとんど乗客は2階にはあがってこないから,一人独占。土日になると混んでくるのだろう。一番前の席で見晴らしもよく,ちょっと外はつめたい風も吹き始めたので予定変更。温かく快適なバスにずっと乗り続けることにした。中心街では見られない建物や人の流れを見ることができて飽きることがなかった。
・トイレ事情には困った。今日は本当に辛い思いをした。小のほうは野外でもやるしかなかった。大きな駅でもトイレ表示がない。たまりかねて警備の人に聞くと外にあるという。あったあったプレハブのような粗末なものだけれどきれいだから助かった。ベルリン中央駅,日本で言えば東京駅ぐらいの規模の駅でもやっと見つけると「1€払いなさい。」日本はこういう点でも過ごしやすい。
アルバム2014.09.25壁の博物館チェックポイント・チャーリー館
9月24日(水)ゆっくり20㎞
・キッチンは多いときは大変,包丁を持った人がウロウロ,こちらもできるだけ明るい雰囲気を心がける。今日はレタス・トマト・キュウリのサラダに卵。卵は6個買った日に全部ゆで卵にしてしまった。ドレッシングが和風のがなくてどうしてもくどい味のドレッシングだ。日本食材が手に入らないことがきつい。今回は短期なので何とかこれでいくしかない。
・帰りは地下鉄でスイスイ。トマトとミカンを買って帰宅。
・ここでエネルギーを使い果たした感じ。フルマラソン前だからこの辺でしっかり食事をとっておかないとと感じのよいお店に入る。今まで入ったレストランで一番感じがよかった。お客さんが私のような老人ばかり。目の前に老夫婦,右隣に3組の夫婦が会食。静かで落ち着いた雰囲気だ。英語のメニューでわからない,説明を求め,あなたのお勧めはときくと,「こちらがロシア風,こちらがドイツ風」ドイツ風の肉料理を注文。柔らかく美味しいお肉だけれどとにかく量が多い。ゆっくり食べたが食べきれず肉は半分残してしまった。とにかく老人の皆さんを見ても体の大きさが違う。目の前の夫婦は少しヨタヨタした感じだった。ご主人が奥さんの上着を着せてやっていた。「いいなぁ。」
・Econtel Berlinに向かっていると近くにシャルロッテンブルク宮殿があることに気づいた。そこにちょっとよってみようと歩を進めるとその美しさに吸い込まれるように宮殿の中に入った。12€と撮影希望者は3€。日本語のオーディオガイドがあった。ガイドがわかりやすく詳しい,部屋の数も多い。朝食抜きできたので少し空腹感も出てきた。それでも次々と現れる豪華で芸術的なものに目を奪われた。
・今日はゆっくりと20㎞くらい走ろうと8時前にホステルをでた。ブランデンブルグ門,Tiergarten,戦勝記念塔,ポツダム広場,ベルリン中央駅,ベルリン工科大学等の位置関係が頭に入った。今日は次の宿泊先に再びナビなしでいってみよう。森のようなTiergartenを自由に走ってみよう。Tiergartenの北を流れる運河沿いをはしってみよう。と走る意欲は上々だ。
・いつもだと水曜日30㎞走で後はスタートまでは休養してフルマラソンに臨んでいた。しかし月曜にアイアマンランナーItsikさんのお陰で,30㎞走で一人ではできないハードな練習ができた。
アルバム2014.09.24シャルロッテンブルク宮殿
9月23日(火)休養・バス・地下鉄利用
・遅くまでラウンジで作業しているといつの間にか一人になった。そこに女性の宿泊者が何かフロントにただならない声で話している。フロントの係員も「I understad you.」を繰り返していたが,女性がさらにまくし立てている。英語だ。二人ともしっかりした英語だがその速さについて行けない。ただWIFIとシャワーの単語が頻繁に聞き取れる。だいたい予想できた。本日朝からホステルのWIFIが通じないと同室の若者がぼやいていた。安いから少々なことは我慢しようと宿泊者の共通な認識で何とかなっていると思うが,寒くなってきたのに温かい水が出ない,そしてそれ以上にWIFIが使えないということは致命的だ。女性の宿泊者は皆の声を代弁して交渉してくれているのだ。この会話に加われるような英語力をつけたい。あまり詳しい理由はわからないが,今までの経験からこのような宿舎のwifiは同時に多くの者が使いサクサクと動かない,ホームページなど転送できないこともあった。自分は携帯wifiルーターを準備してたので助かった。でも係員も一生懸命やっているが手一杯という感じだ。経営者の問題だ。
・路上,歩きながら喫煙が多い,女性が多いような気がする。
・地下鉄で買ったチケットがバスでも使えるという。本当か確かめた。怖そうな運転手に見せると中へ入れのアクション。本当に便利だ。帰りは乗り換えて200番のバスに乗った。2階建ての観光バスのよう。こんなに地下鉄・バスを乗り回しての価格,得した気分。
・改札口がない。チケット買ったけれど係員に見せることもない,不思議だ。無賃乗車できるのでは?先の日本人女性が教えてくれていた。抜き打ちで調べられ,もしなかったら多額の請求がされるという。確かに帰りの地下鉄で係員に券を調べられた。
・早速地下鉄に乗る練習。まずは大きなベルリン中央駅に行ってみよう。まず切符を買わなければと券売機の前であーでもない,こうでもない。これが結構おもしろい。間違えても壊れるわけでないからと人が来ない券売機を独占して「学習」した。できた!
・日本人と同室になったけれど,行く先々まったく日本人と会わないなぁと思っていたら,日本人の若い女性が現れた。一ヶ月近くドイツを旅行している。ダンスをする場を求めているという。いろいろの宿泊を体験しているようで,すぐネットで教えてくれた。ユースは当たり外れがある,この宿舎も女性のシャワーはお湯が出なかったそうだ。地下鉄についても教えてくれる。本当に旅先での日本人との情報交換はありがたい。若いけれど落ち着いていて夢をもって旅をしている。その誠実さを感じた。日本でのダンスの公演で再会できるかもしれない。
・本日はランニングなしでスタートということで気持ちはゆったりだけれど,若者が起きないうちに外出する段取りをつけたい。その前に昨日は疲れて撮った写真の処理,ホームページへの記録ができずその作業まではやってから外出しようとまだ人のいない一階のラウンジへ。パソコンにSDカード差し込んだまま忘れる。今日はNO写真となった。 
9月22日(月)ベルリンマラソンコース30㎞走破
・5㎞付近で出会ったランナー
・常用のナイキのGPSをセットしてスタート。
昨日コースとして確認できた所まで行き後は適当に走り距離を稼ごう。
・朝食は10㎞以上走ったところで一息つくつもりでとる予定。水は充分飲んで後から買うつもりでいた。 
・今日は朝から気合いを入れてスタートした。フルマラソンを立ち止まらずそれなりに気持ちよく走り切るには事前の練習と30㎞以上の走行を水曜日までにやるということにしている。しかしこの練習は一人ゆっくりでもかなりハードな練習だ。 
・この宿舎の全体の様子がわかってきた。施設はともかく安全な雰囲気がありがたい。フロントは24時間誰かがいる。何かあったら気持ちよく,すぐ動いてくれる。
 清掃の職員が定時に清掃している。トイレもきれい。シャワー室も水はけが悪いが使い方でなんとかなる。この頃覚えたのが,シャワー室ではほとんど座ったままで洗うことにすると都合がよい。ひっきりなしにお客さんがきている。若者がほとんどだけれど,ときには私のような白髪交じりの人も見かけるようになった。マルタでの学生寮の雰囲気に似ている。キッチンでの後片付け,ゴミの処理などあきれるがこれもマルタで経験済みなので
こんなものだ,と受け入れることができる。
アルバム2014.09.22ベルリン30㎞走
9月21日(日)ベルリンマラソンコース周辺探索
・今日は本当に疲れた。
・3㎞地点前にたくさんのテントが見えてきた。市場のようだけれど面白かったのは,芸術品の販売。朝早くから店開き。私はそこに集まる人の顔も立派で芸術的なお顔がいっぱい。真正面からしっかり写真を撮りたかった。
・7時前にHOSTELを出ることができた。ブランデンブルグ門・戦勝記念塔・ティアールガルテンの位置関係がはっきりしてきた。今日はベルリンマラソンコースのスタートから10㎞までたどるつもりだった。ベルリンマラソン開催の予告と交通規制のポスターがたよりになったが途中からわからなくなってしまった。でも本当にこの「観光」は面白い。全く新しい光景と人の流れを知る事ができる。
・朝の段取りがスムーズになってきた。部屋は自動ロックだから必ずカギを持って出なければならない。
・朝一番早く起きる。まだ若者は眠っているから静かに準備しなければならない。朝起きたときから気を遣う。夜間のトイレも2回は行く。ベッドの上段だからはしごを使って降りる。寝ぼけ眼だけれど緊張して降りる。
アルバム2014.09.21マラソンコース  
9月20日(土)ベルリンマラソンコース周辺探索 
・狭いラウンジの真ん中に席をとりホームページを作っている。ECマルタで若者と生活した経験が大きい。若者達は黙っていれば一人でネットの世界に夢中。せっかくの交流のチャンスを生かそうとしない。私も平気で作業していたら,私より若いけれど中年(30歳~40歳)の二人イギリス人とオーストラリア人でポーランドに住んでいる男性が私のパソコンの写真を見て声をかけてきた。
楽しい交流ができた。
・食事がやはり苦労する。皆塩辛い。今日1階にキッチンがあること,冷蔵庫,電子レンジ,熱源,包丁,フォーク,さじなどがあることを知る。これで少し助かる。
・今日の夕食が,日本では絶対にしない夕食,マクドナルドのハンバーグにトマトそしてビール。これを部屋では食べられないので,狭いラウンジ。
・シャワーの水が冷たい。いくら待っても出てこない。しょうがないもう一度服を着て受け付けのスタッフに言いにいくと1階のシャワーを使ってくれと言う。
・今日も走るつもりで準備,これが大変で行ったり来たりして,やっと完了して外に出てみると予想以上に寒く冷たい,しかも雨が降り始めている。これで走る意欲喪失してしまった。また着替えて予定変更。今日はウォーキングと観光に専念。ベルリンマラソンのスタートライン近くの戦勝記念塔,ブランデンブルグ門まで歩く。とにかく有名ではない建物も面白く飽きない。何の計画なく歩いているのに,フンボルト大学などの前にでてきた。
・3日目に入った。少し生活のリズムが出てきたけれど一人になって休む場所がないことは脳がフル回転しているようだ。だからよく眠れて寝起きはスッキリしているので助かる。
アルバム2014.09.20戦勝記念塔
9月19日(金)  
・部屋のカギ,部屋の中のカギももらった。クリーニングはできないというから洗面所で手洗いして何とか工夫して乾かそうとしている。これは困る。
・地球の歩き方(電子版)500ページ以上もなる本も持ってきた。とにかく見るところがたくさんありそうだ。とにかく目の前に現れる建物一つ一つが面白い。バッハ通り,ガウス通りとドイツが誇る歴史上の人物の名を冠した道路がいい。
・まずはCHECK IN HOSTELの周辺をゆっくりと走り回った。なかなかがっちりした建物の中にある。周囲にはマーケットがある,朝食,夕食を食べる場所もあり,カフェ,そしてATMもある。道が広々,緑も多い落ち着いた雰囲気だ。そして徐々に宿舎を離れ今日の目標である約7.5㎞離れたEcontel Berlinを目指して走り出した。
・6時30分を過ぎたそろそろ行動を始めるので一端終了
・まだ全体が寝静まっているがフロント前のロビーでこれを書いていると,若い女性の一団が朝帰り?でも変な雰囲気はない。
・現地時間5時前に起床。外は暗い。寝起きはスッキリ。初めての上段ベッドで眠れるか心配だった。最初大分咳が出て寝付けなかったが空気に慣れたようだ。
アルバム2014.09.19Econtel Berlinへ
9月18日(木)出発 ベルリン着
・早速うれしい出会い:私より30分先に入室したまだ十台の青年が日本語で話しかけてくれた。最初に香港の女性が声をかけてくれたので日本人はいないと思っていた。東京出身で中高と東京の学校卒業のSさん。「どんな仕事されていたのですか。」と質問された。東京で中学校理科の教師というと,まだ中学校卒業して間もないからか中学校の話しで話題が広がった。若い人との話では元教師というのは,ありがたい共通した思いを共有できる。
・早速レンタルwifiが起動。順調に電波を拾っている。グーグルナビでタクシーの向かっている位置を確認。運転手にも自分が今いる位置をわかっていることをアピール。でも見ただけで人の良さそうな人。それに空港ではタクシー乗り場が整然としていて警察官とおぼしき人が案内してくれた。これだけでも安心した気持ちになれる。トヨタのプリウスで「日本の車はいい。」とほめてくれる。夜の道路静かで整然と走っている。やはり私ぐらいの年齢の一人旅が気になるらしく,「奥さんは,子どもは」と聞いてきた。素直に応えると自分の家族の話もして,別れ際に握手をしてくれた。58歳だという。入国管理での係員が「こんにちわ」の声に「ありがとう!」と日本語と笑顔で応対してくれた。初めてのドイツの旅は好印象でスタートした。
・タクシーでホステルへ,英語が通じる運転手から情報を得た。ベルリンは安全で高度のセキュリティーで守られている。CHECK IN HOSTELは安いけれどgoodな施設だ。
・無事ベルリン 宿泊先CHECK IN HOSTELに到着した。2段ベッドが4つ上の一つのベッドが割り当てられた。若者ばかり。受付の人が大変感じよい。「私みたいな年寄りはいないでしょう。」「気持ちが若ければいいんです。」と年配の人は誰もいない。8泊で130.2€(1万8275円。)食事なし,WIFI無料。 驚くほど安い。
・ベルリン空港(正式には )は小さな空港?
・通路側座席隣は空席,トイレは8歩くらいの所にある。こんないい条件の座席は初めて。上に収納したバッグからコンピュータ,タブレットを取り出した。収納場所には私の荷物しかない。一眠りして目がパッチリ。照明も消され暗いが手元のスポットライトを照らせば,キーボードも使える。これまでの動作をしても係員からお咎めもない。飲み物のサービスをしてくれている。飛行機も安定飛行に入れば自由に動き回っていいのだ。
・飛行データ
現在北側ルート 地図上にモスクワが見えている。モスクワの北を飛行するようだ。エカテリンブルグ一番近い都市はエカテリンブルグの表示。いずれにしろロシア領内上空だ。
追い風20㎞/時
対地速度 881㎞/時
目的地までの距離 3133㎞
所用時間 3時間55分
出発からの経過距離 3289㎞
高度 10363m
外気温度 -55.0℃
フランクフルトの現地時刻
予想到着時刻 4時13分
出発してからの経過時間 7時間34分
現地時刻12:24pm
飛行距離6446㎞
・家族が送ってくれた。ありがたい。
・荷物の重量
・スーツケース ㎏ バッグ㎏
ギター㎏
アルバム2014.09.18ベルリンへ
              Itinerary(旅程)
9月18日(木) 
 往路便   所要時間 13時間10分
□羽田(HND)11:25→フランクフルト16:35
全日空NH0233
・エコノミークラス | 座席 |
□フランクフルト18:15→ベルリン19:25
ルフトハンザ航空LH2035
10月1日(水)

 復路直行便 所要時間10時間20分
□ミュンヘン空港15:35→羽田空港09:55(2日木)
全日空 NH5852
・エコノミークラス | 座席 |
 昨日NHK・BSでアメリカで老後の夫婦,や妻に先立たれた人などが40日以上かけたトレーラーよる大移動の旅のドキュメンタリーがあった,今日はたまたま見たテレビで50年ぶりに金婚式を記念して尾瀬を訪れた夫婦の姿をテレビが追っていた。新婚旅行できて以来だという。杖をつき支え合って歩く姿。遠目に景色を見ながら「よかった!」と交わす言葉。何という幸せだろう。 マルタの長期滞在から始まった一人旅,いよいよ,今回は妻が一番気に入っていたヨーロッパに少し滞在する。「二ぶんを一人で!!」失敗を恐れず進もう。心に強い支えがある!(17日)
9月17日(水)
・身辺整理と言いたいが掃除がやっと。
・お墓参り:落ち着く
・ご住職の姿を見かけた。ご挨拶に立ち寄る。93歳一休さんのような風貌。私と同じように妻に先立たれている。「旅に出なさい。」と助言してくれた人だ。ちょっとのご挨拶のつもりが話題が豊富,お茶を自ら出してくれたり気配りもしてくれる。人の話をよく聞いて的確に応えてくる。高齢者はとかく自分の事だけ話し会話が成り立ちにくい。「ご住職は,呆けませんね。」「毎日勉強しているよ。」妻の父親,私の父,母そして私の妻を送ってくれた大切な人だ。私の心配事にも鷹揚に応えてくれた。このように年をとりたい。「あなたはまだ壮年だよ。」と笑われた。「旅の報告に来なさい。」と言ってくれた。
・その後義母がお世話になっている老人施設にいった。
「敬老会」が催されるということで,少し元気がなくなってきた義母を励ますつもりでサプライズでギターと歌で盛り上げようかと車にギター持参した。「昭和を背負ってきた皆さんのおかげで今の日本がある。」施設長のご挨拶があった。それに反応している人はほとんどいない。ほとんど車椅子,後ろの方から義母も含めきつそうにしている人もいる,眠っている人もいる。もちろんサプライズは止めた。
・近所への挨拶,郵便ストップ手続き。
9月16日(火)
・一つ心配なこと。今回ベルリン到着予定が19:25,空港を出るのはきっと8時過ぎ夜だ。ベルリンは安全面では心配ないがチェックインが遅れる。これを宿泊先に連絡しておかなければならない。メールで送ろうとしたがアドレスがわからない。思い切って電話した。英語が聞こえてきた。適当な会話の後「Well come!ok!」が最後に聞き取れたから何とか通じたのだろう。ドイツ語で応答されるのではと心配だったが,これでグッと心配が減った。
・ギター,スーツケースはもう羽田国際空港に向かっている。気持ちが楽になる。
・WIFIルータ着・荷物の集荷が希望した時間にに来るのだから凄いことだ。日本では当たり前になっているが,他の国ではそうはいかない,と関心したけれど,ルーターのセットが3セットも届いた。すぐ電話して問い合わせて自分の申し込み内容を見ると何と「3」となっている。ネットでポチポチとやっている内に「1」のつもりが「3」になっていた。トホホ,,早速のトラブルだ。お金は1台分でokということで一安心。でもその後返却のところでまた失敗!これは気を引き締めないと。
・2階掃除完了段々緊張してきた。
・洗剤小分け ・防寒対策マフラー手袋・
9月14日(日)利根川楽走会の練習会に参加。ベルリンマラソン完走のためにはどうしてもここで30㎞以上は走りたかった。午前4時起床,おにぎり食べていざ手賀沼へ。無事40㎞走りきることができた。一つのハードルを乗り越えた。 
9月13日(土)ドコモショップへ,スマホ機能確認,相談。
新聞配達中止連絡。
9月12日(金) 海外携帯電話着 。荷造り(一応入れてみる)
9月11日(木)
・荷造り開始,今回初めての荷物集荷サービス利用。
16日までに完了しなければならない。ベルリンは寒いから衣服がかさむ。23㎏以内に収まるか。 
・朝から集中豪雨注意のニュース。昨日都内でも浸水被害。本日第24回楡の木会のイベント。皇居に着いたら土砂降り,その後は雨なし。新宿到着時は晴れ間も。 
9月10日(水)必要書類確認・電子化 
ハワイでの失敗の経験から今回バンドエイド,傷薬,風邪薬準備
9月9日(火) 
・WIFIルーター手配,ANAの手ぶらサービス手配,海外携帯手配
・7日(日曜日)セプテンバーコンサート終了。素晴らしいコンサート,親父バンド「ゆい」のこれからの可能性を感じた。もっと音楽の時間をとりたい,という思いで旅の準備に入った。ギター持参ドイツで歌うチャンスがあるか。
4月30日 ベルリン CHECK IN HOSTEL 予約完了。 
2013年12月13日ベルリンマラソン参加決意。