part 3
 

○2001年1月の原稿が届きました。語学力に少し自信をつけて,前学期よりはゆとりのあけみさん。空港で花束を持って迎えてくれたアフロ君。研究生活もいよいよ本格的になってきました。                    2/7(水)
○2001年3,4月上旬の原稿が届きました。充実した留学生活がおもしろい。
                                        5/20(日)
part1 part2 part4

アメリカ ニューメキシコ州からのお便り  
【アルバカーキ編】

2001年 目次 2001年 目次
1月11日 アメリカ再入国 2月24日 今学期初の公式試合
1月12日 ファーミントンの夜景 2月26日 初スタック!!!!!
1月13日 アメリカ初スキー 2月28日 卯月
1月14日 ソコロ再上陸 3月03日 ひなまつり
1月15日 Spring2001授業登録 3月06日 火曜日
1月16日 Spring2001授業開始 3月07日 セミファイナル
1月19日 春学期初のハッピイーフライデー!! 3月09日 待ちに待ってた春休み
1月20日 今学期初の週末 3月11日 天ぷらディナー
1月22日 ハッピーマンデー… 3月13日 デュランゴ
1月24日 初のTA 3月15日 秘密基地
1月26日 コメディーナイト 3月17日 勉強再会
1月28日 初泳ぎ 3月20日 オフィスメイト
1月30日 一休み スタディーブレーク
1月31日 2回目のTA
2月01日 後11ヶ月
2月03日 Albuquerque Natural History Museum
2月07日 インサイドサッカー
2月09日 映画さながら
2月10日 エンチラーダパーティー
2月12日 思いもかけず…
2月14日 バレンタインデー
2月17日 ラグビーの楽しみ方
2月21日 カフェテリア
2月23日 ハッピーフライデー


3月3日 土曜日 ひなまつり
 アメリカにはもちろんひな祭りの風習はない。しかし日本人ルームメートがおはぎを作っていた。この日本人ルームメートはいつもおいしい料理を作って食べている。彼女は日本料理はもちろん、東南アジア系のスパイスやら野菜を駆使し、多国籍料理を作る。私も時々おこぼれに預かるのだが、今日もまた感心してしまった。アフロ君も見た目がややアメリカ人にとってはグロテスクでためらっていたが1つつまむと、私が目を離したすきにもう1つほおばっていた。ところで、おはぎはどんな訳語がぴったりなのだろう。アフロ君曰く、「Red been sweet」らしい。

3月6日 火曜日
 夜、明日のTAのラブの実験をした。明日はヒトデの解剖をする。大学3年以来生きた動物を解剖していない。最後はマウスの解剖だった。思い出すだけでもあまり楽しかった思い出とは言い難い。心の中で半分、夜中に、1人で解剖しなきゃいけないのでどうなるのか心配だったが、ヒトデには目も口も頭もないので、悲痛な叫び声や表情に苦しめられる事なく終わった。しかし解剖したヒトデを捨てようとした時、ちょっと抵抗を感じた。専攻を生物から環境工学に変えて正解だったかも知れないとひそかに思った。

3月7日 水曜日 セミファイナル!!
 夕方インサイドサッカーの試合があった。先週からトーナメントが始まっていて我がチームは現在3連勝。今日、後2回勝てば優勝だ。しかーし、相手もさすが勝ち進んできただけあって、なかなか手強く、みんなの健闘むなしく、結局3−2で敗れてしまった。今日ほど緊張した試合はなかったがなかなかのナイスゲームだった。春休み後からはアウトサイドになるらしい。これもまた楽しみだ。

3月9日 金曜日 待ちに待ってた春休み!
 最後のセミナー直後から私の春休みがスタートした。アドバイザーが春休みフルのリサーチオフをくれたので、思いっきり羽を伸ばせそうだ。今日はアルバカーキに行き、サンディア山の山頂にある展望台に行ってきた。山頂まではトラムウェイ(ケーブルカー)で15分の旅だ。風も強くて、天気もあまり良くなかったが、アルバカーキのきれいな夜景が一望できた。山頂はマイナス10度。スキー場もあり、雪がたくさん積もっていた。今晩はこのままアフロ君の実家のファーミントンに向かった。アフロ君の家族が私を呼んでくださったので、春休みはファーミントンで過ごす事になっているのだ。明日からの春休み、楽しみ楽しみ。

3月11日 日曜日 天ぷらディナー
 夕方買い物に行き天ぷら、チャーハンの準備をした。天ぷらの具はにんじん、えび、ナスそれとアスパラガスを使った。お米はアフロ君のお母さんがいつもつかっっているインディカ米を分けてもらって作った。なので、チャーハンはいつもよりぱらぱらに上手く仕上がった。ラッキーなことにスーパーに天ぷらソースが置いてあり、本格的な天ぷらの味をアフロファミリーにサーブできた。ただ途中、2、3回のターンを低い温度で揚げてしまい、上手くぱりっと仕上がらなかった。私も久々の日本の味を満喫できてよかった。日本にいた頃、母さんが天ぷらを作るたびに、「カロリーが高いからもう作らないで!」と文句を言っていた私。今となっては恋しい限り…。

3月13日 火曜日 デュランゴ
 アフロ君に連れられて、コロラド方面に行ってきた。最初に冬休みにスキーで来たデュランゴという町に行った。メインストリートに煉瓦作りのおしゃれな建物が並び、一番奥には機関車の駅があった。山道を走り抜け今日次に行く温泉のそばの町、シルバートンまで出ているらしい。昼食をここでとり、温泉のあるユレイに向かった。途中通ったシルバートンは山間にある小さな村という感じだった。こじんまりしていてでも建物はすごくおしゃれで統一感があった。ユレイの温泉はいわゆる温泉プール。周りの山々には雪がチラホラ見えるなか、水着を着て温泉プールへ。日本の岩風呂とは程遠かったが、久しぶりの温泉、とても満喫できた。

3月15日 木曜日 秘密基地
 アフロ君が子供の頃よく遊んでいた裏山に行った。山と言ってもここは砂漠だから岩のゴツゴツしたはげ山に近い。自然にできた岩のくぼみで焚き火をした話や、秘密基地を作った話を聞いた。私も子供の頃公園に秘密基地なるものを作ったが、いつも他の子供達と取り合いになり、秘密になってなかったような気がする。どこの国でも子供のする事はだいたい同じなのだなーと思った。
3月17日 土曜日 勉強再開
 まだ春休み中だが、今日から勉強をスタートしなければ。何を隠そう宿題、Take Home Exam (お持ちかえりテスト)それにTAラブの準備がある。いくらリサーチオフだとは言え、私はクラスを5個も取る異例の大学院生。とても楽しかった短い春休みも終わり、残り半分の学期を乗り越えるという使命を果たすべく、今日からまたがんばりまーす。

3月20日 火曜日 オフィスメート
 今日はオフィスメートの紹介。彼女は今学期で卒業の中国人学生さん。専攻もおなじ環境工学で、彼女は膜化学を専門に研究していて、今はその修士論文を書いているところ。私も彼女もオフィスにいる時はいつも忙しくてあまり話す事はないけど、来学期からこの広いオフィスが私だけのスペースになってしまうのかと思うと、うれしいような、寂しいような。自習スペースとして、開放しようかななんて。

3月22日 木曜日 スタディーブレーク
 オフィスで勉強してたらアフロ君が遊びに来てくれ、スタディーブレークしようと学校のゴルフコースの散歩に誘ってくれました。だんだん温かくなって来ていて、日差しがとても心地よかった。芝生にすわって寝っころがろうとしたら、アフロ君のバックパックからシーツが。なんて用意が良いんだろうと感心、感心。ゴルフ場の側の水溜りではカメが甲羅干ししてました。みんな春の訪れをかんじているのかな。

3月24日 木曜日 グローバルビレッジデイ
 今日は学校でグローバルビレッジデイというイベントがあった。簡単に言うとインターナショナルフェアのようなもの。各国がブースを出して、自分達の国の食べ物や伝統工芸品を展示紹介するものだ。わが国日本も大使館から送ってもらったパンフレット配ったり、京都や富士山、新幹線のポスター、日本人女子学生さんが個人的にもっていた和紙の壁飾り、それから私の母がアフロ君に送った日本文化が英語で書かれた本も借り展示した。日本の食べ物代表して、オハギと焼き鳥を作った。どちらも大好評で完食してもらえた。また日本の伝統的な服装という事で私は浴衣を着たのだが、髪飾りがなく、どたんばで学校のキャンパスに生えているリンゴの花を2、3枝取り髪に刺したのだが、これが花柄の私の浴衣と合って、とてもよかった。グローバルビレッジデイそのもののイベントとしては、まず入り口で25¢のパスポートが売られていて、このパスポートを買うと各国のスタンプを集めるスタンプラリーが楽しめる。それから体育館中央では民族舞踊が舞われていた。どこの国の何という踊りなのかは聞き取れなかったが、とても美しい踊りだった。私が気に入ってのは本場中国人の作った肉まん、インド人の作ったカレーだ。とってもおいしかった。というわけで、私のインターナショナルな一日が終わっていったとさ。1日浴衣を着て背筋を伸ばしていたので、背骨が痛いーーーー。

3月26日 月曜日 夏学期計画
 ああ。なんて早いのだろう。もう夏のことを考える時が来てしまったのね。今日、学校の寮課とでも言うのかなぁ、夏学期も寮に住むのでその手続きをした。親しい友達も卒業したり、実家に帰ってしまうのできっととても寂しい夏学期を過ごすのだろう…。
そうそう、ヤフーの桜開花情報と言うページを発見。日本はもうすぐ桜の季節なのですねー。

3月28日 水曜日 サメの肝臓
 TAのラブのクラスで始まる寸前にわかったことがあった。疑問は「なぜサメは大きな肝臓をもっているのか?」だった。いくらマニュアルを読んでも答えが見つからず、ラブアシスタントにも昨日聞きに行ったが答えは得られなかった。ところが今日、ある教授がインターネットでその答えを見つけ、私に教えてくれた。答えは、「サメの肝臓は油(スクワレン)を含んでおり、油は水より比重が軽いため、浮き袋の役目をしている」ということだった。実際、サメは浮き袋を持っておらず、また、海底の様々な深度に対応できるよう、さらに捕食のために体を左右に動かし高速で泳ぐ妨げとならぬよう、柔軟な内臓器官を必要としているため、肝臓に油を蓄え、それを使って浮力を獲ていると言う事だった。とても興味深い内容だった。来週は魚を解剖する。魚の肝臓とサメの肝臓を水に浮かべたら、はたして何が起こるのだろう???お楽しみに!

3月31日 土曜日 ラスクラセス、 ニューメキシコ州立大学
 今日はアフロ君のラグビーの試合でメキシコの国境近くにあるラスクラセスという町にあるニューメキシコ州立大学に行ってきた。総合大学だけあり、ニューメキシコ大学のような巨大キャンパスだった。今日の試合はテックチームの快勝だった。アフロ君も1トライを取った。試合後は相手チームの好意で、ある学生さんの家に集まり、BBQハンバーガーとビールでパーティーだった。私はアフロ君やその他チームメート数名を学校まで運転していかなければならなかったので、ハンバーガーだけいただいた。とっても天気の良い1日を丸々外で過ごしてしまったから、日焼けしてしまった。冬も終わり、春を通り越して、日差しの厳しい夏があっという間にやって来た。
4月2日 月曜日 悠々な月曜日
 今日は1日授業がなかったので、のんびりとした1日を過ごしました。朝寝坊して、シャワー浴びて、ブランチ食べて、ヤフーで日本のニュース読んで、オフィスに行って、少し勉強して、アフロ君の部屋に遊びに行って、テレビ見て、サッカーの試合に参加して、夕飯食べて、部屋で少し宿題やって寝ました。終わり。

4月4日 水曜日 実験結果
 覚えてますか??先週はTAのラブでサメの解剖をしました。今日は魚の解剖です。先週から別に分けて取っておいたサメの肝臓と魚の肝臓を同じ大きさに切り取り、水に浮かべてみました。?????どうなったと思いますか?魚の肝臓は沈んで、サメの肝臓は水に浮いたんです!!面白い実験結果でしょー。

4月6日 金曜日 小切手
 私のTAのお給料は小切手で払われている。今日、私の学部の秘書さんが教えてくれるまで、1週間おきの金曜日に学校のキャッシャーへ給料の小切手を取りに行かなければならない事を知らずにいた。たまっていた小切手を見てみると有効期限が。「えっ?!小切手って有効期限あったの??」普通小切手の有効期限は3ヶ月間(これも知らなかった!)。でもどうしてだか学校の小切手の有効期限は2ヶ月間と書かれていたのだ。最初の小切手が2月2日に書かれたもの。えっと、2月は28日しかなくて、小切手は2日に切られたから・・26日間、そして3月は31日あったからと・・26+31、今は6にちだからさらに6足してと…63日!!つまり最初の小切手は昨日で有効期限が切れてしまっている?!あわててルームメートにその事を話すと、「うーん。なんとも言えない」ということ。お給料、$*****を損してしまったのか!?と慌てて、ルームメートのアドバイス通り、ひとまずキャッシャーへ。キャッシャーのおばさん、有効期限切れのチェックを見て受話器を取りどこかへ電話をしてくれた。指示された通りのところに行くように言われそこへ。「あのー有効期限切れのチェックの事なんですけれども…」と言うと、年配の白髪の男性が私の有効期限切れのチェックをとり、2月2日の日付をボールペンの横線で消し、今日の日付を書きこみその横へサイン。「はい」と修正された小切手を私に渡した。えっ?!これだけで平気なの?!と半信半疑のまま銀行へ。無事にお金に換金できた。アメリカはたまにとてもアバウト過ぎるところもあるけど、そのアバウトさのおかげで、ものごとが早く進んでしまうような気がしたのだった…。ともかくお給料を失わずに済んでよかったよかった。

4月8日 日曜日 ベイクヌードル
 日曜日の夕方は、アフロ君が夕飯を食べにやって来る。シンプソンを見ながら夕飯を食べるのでだいたい6時くらいから作りだす。アフロ君の好物はベイクヌードル(焼きうどん)。玉ねぎ、にんじん、チキン、卵しか入れないとてもシンプルな焼きうどんなのに、いつも飽きずにおいしいおいしいと食べている。春休み、アフロ君のお母さんに習ったカリビアン料理、スイートチキンを以前作ったが、砂糖の量が少なかった上、煮込み時開かんが足りず、中まで火が通っていなかった。さらにハンバーグのトマトソース煮込みは、野菜が半煮えだった。花嫁修行不足&マイレシピの少なさを痛感!。

4月10日 火曜日 $1=128円?!
 今日、母からのメールで、半年以上送金していないけど、生活費大丈夫ですか?メールが来た。今のレートは$1=128円。円安だぁ。どこかの大蔵省の元首相が日本経済は危機的状況であるって発言したのが発端らしい。どっちにしろ今は、学費、寮費、食費を自分で賄っているから送金してもらわなくても大丈夫。私が日本に帰る年末までこのドル高、続いてくれないかなーなんて。だって、日本円に換金したらお得でしょ。

4月12日 木曜日 イースターホリデー
 今週末はイースターホリデーで、学校は明日からお休みです。アフロ君のご家族がまた私を誘ってくださり、ファーミントンに行った。途中アルバカーキに寄り、イタリアンレストラン、オリーブガーデンで食事した。手頃な価格でおいしいイタリアン料理が食べれる。先学期末に行ったマカロニグリルはちょっと高級。ここはもっと庶民的なお店。アフロ君がファーミントンまで運転するから心配しないで良いよと、久々にレストランでお酒も飲んだ。アメリカは日本と違ってアルコールに関してはとても厳しい。必ずIDチェックがある。イタリアンワインもよかったが、今日は甘口カクテル、ストロベリーダイキリを頂いた。ほろ酔い気分のまアフロ君の運転に揺られること3時間、やっとファーミントンに到着。ちょうどアフロ君のお姉さんも帰郷していて、初めてお会いした。プロのクラリネティストと聞いていたので、無口な音楽家を想像していたが、とっても笑顔の素敵な明るいお姉さんだった。

4月13日 金曜日 Crouching Tiger, Hidden Dragon
 今日Crouching Tiger, Hidden Dragonと言う映画(日本訳は何故だか知らないけどグリーン・デステニー)を見に行った。映画自体は中国語で構成されており、英語の字幕だったので、いつも2行目の字幕を読み逃がしてしまったが、内容はほとんど理解できた。アカデミー賞をいくつか取った映画だけあって、かなり、満足度が高かった。ただ鑑賞後、思いついた疑問は、少数のアメリカ人はいまでもSAMURAIが日本にいると思っている。日本は中国に近いから現在の中国の様子など、かなり詳しく知っているけれども、遠く離れたアメリカ人は、中国4000の歴史を考慮し、映画に出てくるような人が今現在も、中国に存在していると信じているのではという疑問でした。

4月14日 土曜日 クラリネットコンサート
 夕方からアフロ君のお姉さんのクラリネットコンサートに行った。今まで音楽鑑賞といえば中学時代に社会科見学で強制的(聞こえが悪いかも?!)に連れられて行ったっきりだ。もちろん私の実家はは芸術、音楽から程遠いい環境である。居眠りでもしてしまったらどうしようと思ったが、クラリネットとピアノの心地よい音色に聞き入ってしまい、あっという間にコンサートが終わってしまった。アフロ君も「良い音楽だったろ」と。私の脳の中には、アフロ君のような音楽鑑賞中枢や比較する対象はないけれども、とても素晴らしいコンサートだったことは理解できた。夜、明日のイースターに向けての準備をした。ゆで卵を作り、この時期スーパーで売られている、カラーリングセット(食紅セット)で殻に色をつける。そのほかにも熱で収縮するビニールでできた筒状のものに卵を入れ、お湯に通すとしぼみ、卵型にフィットするものや、白いクレヨンで殻に模様を書き、食紅液につけると、クレヨンの部分だけ染まらずに浮かび上がるたいおうなどなど、とても楽しかった。染色した卵が乾燥してから、一人6個ずつ卵を部屋に隠し、明日の朝、隠した卵を見つけるエッグハンティングをする予定。

4月15日 日曜日 イースターデー
 今朝は朝食前にエッグハンティングをした。カーテンの後ろや壷の中、コンピューターの内側やら、机の裏側などなど、私は初めての経験だったので、みんなに簡単に見つけられてしまったが、久々の宝探し、思っていたよりもエキサイトしてしまい、とても楽しかった。卵のほかにも、アフロ君のご両親が隠したイースターバスケット(お菓子の詰め合わせの入ったカゴ)も探した。本当は昼前に学校に変える予定だったのだけれど、アフロ君のお父さんが作るロースとハムのイースターディナーをいただいてから帰ることにした。スパイスに使われていたクローブの実をかじってしまうというアクシデントに見舞われたが、アフロ君のお父さんのディナーはとてもおいしかった。
2月28日 水曜日 卯月
 2月はいつもメチャメチャ速い。なんてったってたったの28日しかないからだ。日本にいてもアメリカにいても速いものは速い。2月もとうとう今日で終わってしまった。
今日は特に書くこともないけど、TAをしているクラスでテストをした。ノート持ち込み可にしたのでみんな良い点を取るものと思っていたのだが・・。私が教えるのがヘタなのやら、彼らが勉強していなかったのやら。みんなおっそろしぃー点をとっていらっしゃった。
2月26日 月曜日 初スタック!!!!!!!
 実験が上手くいかない。手順も濃度計算もあってるはずなのに!!先輩の研究員の人に確認してもらった。彼は硫化鉄を使っていたが、私は私が見つけた塩化鉄を使って実験をしていた。濃度計算、手順があっていることを確認してもらい、上手く行かない事を話すと、鉄は酸化しやすいから試薬を作って直ぐ実験をしたほうが良いと言うアドバイスをもらい、早速夜、実験を始めた。まったくミスすることなく最後の手順までたどり着いた。しかーし、結局作り立ての試薬を使っても、吸光は現れなかった。「Wh---------------------y(なんでだーーーーーーーーーーー)!!!!!!!!!」と絶叫している私の側で中国からやって来た大学院生が「また上手く行かなかったの?」とのぞいてきた。研究員に確認を取った事、作り立ての試薬を使った事を話したら「ところで塩化第2鉄って試薬棚にあったっけ?」と。彼はそのまま試薬棚の方に歩み寄り、試薬を探している。明らかに私の使った試薬が棚の一番手前にあると言うのに、見向きもしない。「あ。あのーー、私、この試薬使ったんですけど」と恐る恐る指差すと、「えーーーーーーーっ、これは塩化第3鉄だよ。」「??????!!!!!!!!!!」そう。私は第2鉄を使わなければいけないところを、1週間気づかずに第3鉄を使っていたのだ。自分の基本中の基本、スーパー単純ミスに落胆したのでありました。トホホ…・・。
2月24日 土曜日 今学期初の公式試合
 アフロ君のラグビーの試合がウチのキャンパスでありました。アフロ君は高校時代陸上部に所属し短距離を専門にしていたので、足の速い人がなるウインガーというポジションです。さらに私のアドバイザーで私の学部の学部長さんが審判をしていました。先生、結構年とっているのだが、走る走る。しかもここは高地だから東京よりも空気がうすくすぐ疲れるはずなのに。今までラグビーの試合とか、お正月にちらっとテレビで見ただけだったけど、今日のように真近で見ると本当に痛そう!私はルールも何も知らないで見ているので、どっちが勝ったのか全然わからなかったけど、テックチームが勝ったそうです。めでたしめでたし。
2月23日 金曜日 ハッピーフライデー
 いつものように夜中まで勉強し、その後パーティーに行ってきました。今晩のパーティー会場はいつもと違い、私の知らないお友達の家。道順を聞き一人でその人のお家へ。初め、ちゃんと見つけられるか心配だったけど、音楽が外まで鳴り響いている家は、1件だけでした。家の中に入ると人でいっぱい。やっとかなり大きいパーティーだということに気付く私。そして、アフロ君をちゃんと見つけられるか心配になった。部屋の隅っこに座って飲んでいた知り合いを発見。彼は私を見ると奥の方を指差してくれた。そのまま奥の部屋に行くとアフロ君がソファーに座っていた。その後、アフロ君と音楽のかかっている部屋に行き、踊ってました。メンバーもいつもと全然違い、私がTAをしているクラスの学生の姿もチラホラ見え、さらに先学期、一緒に数学のクラスを取っていて、今学期一度も会えなかった友達と再会。彼女、まだ私の名前を覚えていてくれたので、すごくうれしかった!!ウチの学校の良い所は規模が小さい事。今晩のような大きいパーティーでは一度ににたくさんの友達に会えるのだ。
2月21日 水曜日 カフェテリア
 始めてカフェテリアに行った。ウチの学校のカフェテリアの食事は昔、ある雑誌に宇宙ワースト5まずい学食と題したランキングでたたかれた位、問題があるらしい。このせいで私は自分の寮を今のアパートメント(キッチンが付いている寮)に変えたのだ。今日のメニューはスパゲッティー。私はミートソースを食べた。味は思っていたよりも悪くない。食後にアイスクリームも食べた。UNMの学食にも一度行った事があるが、UNMはかえってスペースが広すぎる感じがした。しかし、ウチの学校のカフェテリアは、スペース的にもちょうど良く、友達にもたくさん会えてとてもアットホームな感じがした。先学期は寮のリビングルームにテレビもなかったので、ひとりで音の無い空間の中、無言で食事をしていた。なんてさびしいことしてたんだろう私!!
2月17日 土曜日 ラグビーの楽しみ方
 アフロ君のラグビーの練習試合がありました。私はマクドナルドのお昼をもって参戦しに行きました。試合は3時からスタートすると言っていたのに、3時半になっても始まる気配ナシ。みなさんまだ練習してました。ラグビーフィードは私の寮の直ぐ側にあるので、洗濯を始めようといったん部屋に戻り、洗濯物を洗濯機に放り込んで戻ると、やっとスタートしたもよう。しかし、実際は試合とは言い難い、細切れのゲームでした。一人がボールを持ったかと思うと、とつぜん審判が笛を吹きゲームを止め、ボールの奪い合いになり、もみくちゃになってはまたゲームが止まり、なかなか連続したパスワークを見る事はできなかった。試合後に知ったのだが、新人プレイヤーが多く、みんなルールを良く把握しておらず、試合前の練習に時間がかかったうえ、ゲームが細切れになってしまったらしい。それはそうと、試合中、ボールがアウトした時、サッカーのスローインのようにボールをフィールド内に戻すフォーメーションがあるのだが、私の日本人ルームメートはこれをバレリーナと読んでいた。今日、それを見て思わず、プッと吹き出してしまった。
2月14日 水曜日 バレンタインデー
 ビックリし通しの1日だったよ。まず、朝起きてメールを開くとアフロ君からバレンタインカードが。まめだなーとしみじみ思う。そして朝ゴハンを食べようとキッチンに行くとカードにはさまれたバラの花束が。近づいて見ると差出人は彼だった。「い、いつのまに?!」と困惑しつつ、手作りのカードを読む。これだけでもかなりビックリしたのにまだまだ続きがあった。まず支度をしてオフィスへ。ドアノブにまたまたバラの花束がくくり付けられていた。こんなに手の込んだ事をと感動しつつ、教科書を持って教室へ。するといつも私が座っている席にまたまたまたバラの花束が。すごくうれしいんだけど、クラスメートも見ていて、恥ずかしかったので花束をもってオフィスにいったん戻り、置いて来た。そして午後、TAをしに生物実験室に行くと、TAの席にまたまたまたまた花束が。今回はたくさんの生徒が見ていたので、めちゃめちゃ恥ずかしかった。もちろん授業前、花束をもって、オフィスに戻り置いて来たさ。授業中ずっと持ってるなんて、私には恥ずかしすぎてできません。でもアフロ君はそうしてもらいたかったみたいだけど。今日は隣町のリミターにあるCoyote moon cafeに夕食を食べに行く事になっていたので夕方アフロ君が私の部屋に迎えに来ました。その時もトドメに花瓶に生けられたバラをプレゼントしてくれました。いつもアフロ君から花束をもらっても、こっちで有名な「ペドロさんのサルサ」の入っていた瓶に生けていたので、どんな花も結局ペドロブランドになってしまっていたけど、これからはきちんと生けられそうだ。ちなみにこっちにはホワイトデーはありません。アフロ君からもらい過ぎだって?ふふふ。私もちゃんと贈り物しましたよ。何を贈ったかはヒミツ。
2月12日 月曜日 思いもかけず…
 今日も授業後、1日一回の郵便物チェックへ。小包アリのカードが入っていた。母さんが荷物を送ってくれたので、それが届いたのだろう。キャンパス郵便局のおばちゃんにカードを渡す。渡された荷物は予想以上に大きい。「母さん、一体何をこんなに?!」と思ったがよく見てみると差出人は私自身。数秒後「あっ!!こ、これは!!」小包が何だかやっと理解した私。この小包は延々と太平洋を渡って来た私の実験ノート類だった。ちょうど1月に日本を離れる前日、私が重たいノート類を一番安い船便で送ったものだった。3ヶ月くらいかかるって言われてたので、ちょっとビックリ。ノート君、長旅、ごくろうさま。
2月10日 土曜日 エンチラーダパーティー
 友達がエンチラーダを大量に作るから来てという。早速、飲み物持参で予定通り彼女の家へ。とってもおいしいエンチラーダを食べさせてくれた。エンチラーダはメキシカン料理で、油で揚げたトルティーヤよりも薄いとうもろこし製の皮にチリソース、チキン等ををはさんで積み上げチーズをかけて焼いたものである。今日のはレッドチリエンチラーダ。この他にグリーンチリを使ったグリーンチリエンチラーダもある。グリーンの方は見た目そんなではないくせに、レッドより辛いらしい。食後はみんなでNBA(バスケットのリーグ)のオールスターイベントを見て、くつろぎました。
2月9日 金曜日 映画さながら
 今日は金曜日。夜からは定番のパーティーです。ところが…。アフロ君、そのお友達とテレビとか見てくつろいでいたら、パーティーしてるから来ないという電話が。さっそくみんなで出かけける。目的の部屋に行ってみると私達を誘った張本人が帰ろうとしていた。でも中をのぞくと、知り合いがいたのでみんな部屋の中へ。とくに座る場所も食べ物もなく、後から来た私達はそこら辺に突っ立ってテレビを見てました。約5分後、ソファーに座ってテレビを見ていた男の子が立ち上がり、「Get **** out!!(おまえらでてけ!!)」と突然言い放ち、ドアを開けたのだ。私は初め自分の耳を疑い、アフロ君に「えっ?!なんて言ったの??」とか聞いてました。アフロ君は首をかしげてドアを押さえている彼を見てる。一緒に来た友達が一人また一人とドアから出ていき、部屋の一番奥に居た私とアフロ君がが最後に部屋を出たんだけど、別れ際にアフロ君、「最悪のおもてなしありがとう」と皮肉を言うと、相手の口から映画によくでてくるあのお決まりのセリフが…・。私もアフロ君も外に出たけど、もうまさに男の子達、臨戦体制。今にも殴り合いが始まるんじゃないかという感じだったが、そこへルームメートの友達が仲裁に入り、一件落着。本当に怖かったー!!でもよかったー、何もなくて。しばらくは私と一緒に来た男の子達、みんな昂ぶってて、怖かったけど落ち着いた頃に何が起こったのか聞くと、みんな分からないらしい。ただ共通の答えは、飲み過ぎ。ケンカ吹っかける程飲んじゃだめだよ、まったく。
2月7日 水曜日 インサイドサッカー
 今学期から私はアフロ君のチームでインサイドサッカーをしている。試合は月曜と水曜。今日も試合に参加してきた。男女混合でやってるんだけど、男の子女の子かまわず、ガンガンぶつかり、押し合いながら試合をする。先学期は一観客として見ていて、こんなに激しいサッカーはできないと自分で思ってました。でも実際してみると、メチャメチャ楽しい。最高に不健康大学院生をしていた先学期。今学期は体を動かして、健康的に過ごせそうだ。それからニューメキシコはプロスポーツ選手達が高地トレーニングをするくらい標高が高い。だからすぐに息が上がる。もちろん私が年だからじゃない・・はず…・・。
2月3日 土曜日 Albuquerque Natural History Museum
 Albuquerque Natural History Museumに行ってきた。アルバのオールドタウンの側にあるにもかかわらず、建物はすごくきれいだった。Natural Historyだけあって、地球、人類の起源のセクションや火山、洞窟等、自然現象を取り扱ったセクション、氷河時代のニューメキシコ(今の砂漠とは大違いで川があり、草や木も茂っていました)。恐竜のエリアにはニューメキシコで見つかった恐竜の化石が、また大昔、ニューメキシコは海底だった。なのでニュメキシコで見つかった海の生物の化石等々の展示があった。まさに地球誕生期から現在までにいたるニューメキシコの大地の歴史が詰めこまれた博物館である。併設してDynamax Theaterというのがある。今日は「The living sea」だった。大きなスクリーンで上映される3Dの魚たちと映像とリアルサウンドで、臨場感たっぷり。自分がまるで海の中にいるようだった。アフロ君が前に来た時は空関係の映像で、まるで自分が空を飛んでいるような気分を味わえたらしい。そうそう。今日新しい発見をした。ニューメキシコは博物館にも火山を取るあげるように、活火山がある。世界の活断層が説明されたパネルがあった。見てみると、日本があった。私の母国。もちろん地震は多いから納得。納得。次は私がホームステイしていた州、カリフォルニア。昔大地震があったから、これも納得。そのまた次、ソコロ??今私の住んでいる町。真下に活断層!?私が行く先に活断層あり。しかも今現在は真上に住んでしまっている。活断層を呼ぶ女…。ちなみにソコロで最後に地震があったのは1906年。約1世紀おきに地震が起こっているらしい。2006年までに卒業して、ソコロを離れなければ!!
2月1日 木曜日 後11ヶ月
 今年も後11ヶ月。もう今日から2月!!速い。速過ぎる。冬休み、日本での時間の流れと、こっちでの時間の流れは速さが違うみたい。日本にいる時はやる事に追われていないから、時間がゆっくりたっていたけど、こっちでは宿題やら研究やら、TAの仕事やらで毎日あっという間に時間がたってしまう。まあ充実してる証拠ですね。
1月31日 水曜日 2回目のTA
 今日はTAの仕事で、ラボで学生に解剖実験を指導した。今日の動物は海綿、ヒドラ、クラゲ、サンゴ。サンゴは解剖しないので、観察しやすいよう、生きているのを海水ごと小さな容器に移し、前の机に置いておいた。2種類のサンゴと1種類の海綿が並べてあった。最初の短い授業で、このサンゴと海綿の名前を説明した、はずだった。8割の生徒が海綿をスケッチしている。海綿のサンプルはスライドがあるからそれを使って観察するように支持したのになぜだ?と思っているとある生徒が、「この丸くてオレンジ色のがOrange colonial Anemoneですよね?」違ーーーーう!!これは海綿です!!最初に言ったでしょ!!「あっ、違うんだ。後ろの水槽に入っているあるピンクのがそうなのね。」そりゃ実際のOrange colonial Anemoneは明らかにオレンジとは言いがたい。数名ならともかく、ほとんどの生徒が丸くてオレンジ色の海綿をOrange colonial Anemoneだと認識していた。私の聞きづらい英語と、配置ミスで引き起こされた間違いだ。TA修行の道はまだまだ続く。
1月30日 火曜日 一休み
 今日、初めてリサーチのミーティングでプレゼンがあった。私なりに一生懸命やった結果、教授からお褒めの言葉が頂けた。リサーチはまだ立ち上げの段階で、研究はスタートしていない。これからもっと資料、情報を集め、器具を購入しやっと実験がスタートする。私は生物分解の実験をするのだが、所属しているのは環境工学部。生物系の実験器具があまりない。なので必要な道具は私が選んで購入できる。つまりおニューの実験器具で実験できるのだ。ただたくさんのカタログのなかから、器具を選ぶ事は、優柔不断の私にとって最も過酷な仕事になるのだろう…。
1月28日 日曜日 初泳ぎ
 今日は昨日の大雪のおかげで外は真っ白。そんな中、私とアフロ君は泳ぎに行ってきました。冬になると学校のプールは簡易ドームのようなものが設置され、室内プールになる。なので冬でも外の気温に関係なく泳げるのである。ウォーミングアップ後、アフロ君と25フィート自由形一本勝負。私は人生の半分以上泳いでいたのだから、4年間のブランクなんてなんのそのと思っていた。アフロ君、フォームはメチャメチャなのにやたらスピードがある。手なんかブンブン振り回しているだけなのに進んでいる。そう、彼には高校時代に陸上で鍛えた素晴らしいキック力があったのです。結果、引き分けてしまいました。うーん。ショック…。そうそう、今日はアメフトのスーパーボールの日でした。午後4時からみんなテレビの前でビールを飲みながら応援するそうです。私はやる事があって行けなかった。残念。でも寮の廊下を絶叫しながら走りぬけていくヤツが数名いたから、得点が入った事はテレビを見ていなくても分かったさ。熱狂しすぎ!!
1月26日 金曜日 コメディーナイト
 SPLAT(Student Present leasure Assosiation T????と言う学内の団体)提供のの無料コメディアンショーがSACという講堂のようなところであった。8時半からの予定だったが、遅れて結局10時30スタートになった。それまではミッションインポッシブル2が上映されていた。会場には椅子やらテーブルやらが雑然と並んでいて、カードゲームをしているグループ、おしゃべりをしている人、無料のお菓子やハンバーガー(こっちではRefreshmentsと言う)を食べてる人、もちろん映画を見ている人もいた。ショーの内容はまさにアメリカンコメディーだった。時々思うのだが、どうしてアメリカ人はこうも熱狂しやすいのだろうか。キャンディーが投げられれば、みんな目の色変えて取りに行くし、コメディアンと観客の駆け引きでは、指名された女の子のしゃべりは、もう言葉になってない。まさに絶叫。特に面白かったのは、コメディアンがニックネームの質問を観客にすると、ハッシュとハッピーと言う名前があがった。実は二人とも私の知っている人。正確に言うと、アフロ君のお友達。ハッピーはいつも笑っているからハッピーなんでしょとコメディアンに突っ込まれ、本当の名前はと聞かれたが、ハッピーは笑っていて答えられなかった。彼の名はブライアン。
1月24日 水曜日 初のTA
 今日はTAの仕事始めだった。TAとはティーチングアシスタントと言って、先生の代わりに授業をする大学院生の事である。そう。何を隠そう私は今学期、このTAに挑戦する。受け持つ授業は解剖の生物実験のクラス。今日は簡単な自己紹介とシラバスの説明、ヒトデと蛙の発生卵の観察をした。私がしゃべり始めると、とたんにみんなの表情が変わる。眉間にしわがよっていくのだ。たまらず「Can you understand me?」と突っ込む。みんなうなずく。ほっ。先が思いやられるが、でもとても楽しいぞ。
1月22日 月曜日 ハッピーマンデー…
 今日からまた授業開始。夕方アフロ君のお母様と妹さんがソコロに来て、私のオフィスを訪ねてきてくれた。中華の夕飯をご馳走してもらった。こっちの中華料理はすごい。安くて、大量なのである。だから4人で行ったら、ご飯と3皿料理を頼み、みんなでシェアしても余るくらいだ。そして再ごには必ずフォーチュンクッキーが出てくる。私のクッキーに入っていたおみくじは「You should have a yearning」だった。当たっているのか…。
1月20日 土曜日 今学期初の週末
 今日はアフロ君とアルバカーキに行ってきた。日本食のお店に行ってお米をかったり、ベネット夫妻に日本のお土産を渡してきたり、元数学の家庭教師の先生の家に遊びに行った。ベネット夫妻は私が日本から買ってきた古伊万里のワイングラスをとても気に入ってくれたようで、よかった、よかった。帰りにウォールマートと言うアメリカではかなり大規模な格安スーパーマーケットに行き、オフィスにつけるフックをかった。なにしろ今学期からはTAをする関係上、生徒が質問に来たりするので、オフィスはきれいにしておきたい。コートだけじゃなくて、白衣も掛けたいので。それから延長コードも。実はアフロ君のお父様がエフェクター付きのステレオを譲ってくださったので、もっと電源が必要になったのだ。今の私の音楽環境はこのステレオのおかげでリアルサウンドさ。そして最後にスターバックスへ。私の大好きなイタリアンローストのお豆をひいてもらい、ハーフパウンド購入。これで今学期もおいしいエスプレッソが楽しめるぞぉ。のはずだった。突然アフロ君が、「コーヒーのカフェインは体に悪いから、コーヒーを飲むのは月一回にして」えっそんなぁーーー。今買ったばかりなのに…。冗談であることを願う。

1月19日 金曜日 春学期初のハッピイーフライデー!!!
 春学期初のハッピイーフライデー!!!もちろん、夜はパーティーです。しかーし、私はリサーチのレポートがあったため、結局夜まで文献を読んでました。でも、ちょこっとでも参加したかったので、文献を読み終えた後、パーティーをしている子の家へ。懐かしい面々が騒いでました。既に来ていたアフロ君としばらく飲んで、一緒に帰ってきましたとさ。今学期もハッピーフライデーは楽しくなりそうだ。
1月16日 火曜日 Spring 2001 授業開始!
 今日からいよいよ春学期の授業が始まった。幸いなことに、語学力が上達したせいか、前学期よりも授業が理解できる?!以前にはなかった安心感が感じられる。さらにさっそくリサーチのミーティングがあった。さっそく2週間後までにレポートを仕上げる事になった。がんばらねば。

1月15日 月曜日 Spring 2001 授業登録
 授業登録をした。予定通り、アシスタントシップを取ったので、学費がinternational studentの価格からアメリカ人と同じ金額にまで下がっていた。今学期からは親のサポート無しで、学費、寮費、食費を自分で賄えることになった。今学期の私の授業予定にはメリハリがある。月、水、金曜日は1日1授業、火、木曜日は1日3授業。それから水曜と、木曜に実験を教える授業が入っている。今学期も無事に楽しく勉強できますように!!
1月14日 日曜日 ソコロ再上陸
 ソコロ再上陸!!久々の我が部屋。日本で買いこんで来た物をいっきに開放。夜はもちろんパーティーへ。たくさんの友達と再会できた。新しいルームメートにも会った。いよいよ明日から新学期だ!!
1月13日 土曜日 アメリカ初スキー
 今日はコロラドのデュランゴというスキー場に行った。広い斜面とパウダースノー。日本の蔵王も好きだったが、ここもすごく良い。なんてと言っても空いている。他のスキーヤーを気にする必要もない。さらに斜面が長い。運動不足の私にはキツイけど。と言うわけで1日スキーをしてました。楽しい1日でした。
1月12日 金曜日 ファーミントンの夜景
 夜中、星を見に連れて行ってもらった。ファーミントンは片側に壁のような、頂上の平たい山が続いていて、そこに行った。町も一望できる場所だった。アルバカーキの夜景と違う所は町全体を見渡せて、光が散らばっているところ。真っ暗闇に銀河が広がっているみたいだった。子雪の後に行ったので、空気が澄み切っていてきれいだった。
2001年1月11日(木)
1月11日 木曜日(アメリカ再入国)
 本日、無事にアメリカはニューメキシコに帰って来ました。アルバカーキ空港には花束を抱えて待っていてくれたアフロ君が。今日から冬休み最後の3日間はアフロ君の家族の居るファーミントン(ニューメキシコの北西にある町)で過ごします。フライトが少し遅れたせいで、家に着いたのは夜中でした。あー。いよいよまた学校が始まるのね。今学期は新しく、TA(ティーチングアシスタント)として、実験の授業を教えるし、研究も始まる。どんな学期になるか分からないけど、とりあえず楽しみだー。まずは残り少ない冬休みを楽しみましょう。